リダイレクトの使用時に一部のキーワードにクリックスルーURLを設定すると、プラットフォームによって挿入されたリンク先URLが正しく解決されません。ただし、そのクリックスルーURLをコピーして直接ブラウザに貼り付けた場合には正常に機能します。
通常、この問題はクリックスルーURLに特殊文字が含まれている場合に発生します。ただし、URLはデコードされるためその文字は表示されません。したがって、URLは正常のように見えて、クリックスルーURLは正しく解決されます。しかし、リンク先URLにはエンコードされた特殊文字が含まれることになり、URLが正しく解決されない原因になります。
クリックスルーURLを編集し、リンク先URLに含まれる「隠れた」特殊文字を削除する必要があります。以下に、例を挙げて説明します。
リンク先URL:
http://tracker.marinsm.com/rd?mkwid=...edium%3Dcpc%0A
クリックスルーURL:http://www.example.com?utm_medium=
cpc
リンク先URLの最後に「%0A」(ラインフィードを意味する)があることに注意してください。これはURLがエンコードされているためです。しかし、クリックスルーURLはデコードされているため、この隠れたラインフィードが現れません。エンコード文字の意味を調べるには、次のリンクを参照してください(隠れているエンコード特殊文字を見つけるのに役立ちます):http://www.degraeve.com/reference/urlencoding.php
リダイレクトを使用する場合、リンク先URLを編集するにはクリックスルーURLを編集する必要があります。問題は、クリックスルーURLがデコードされているため正常に見えることです。隠れたラインフィードをリンク先URLから削除するには、クリックスルーURLの中でリンク先URLの問題に対応する箇所を編集する必要があります。
上記の例の場合、クリックスルーURLの「?utm_medium=cpc」の部分を削除します。
したがって、クリックスルーURLは以下のようになります。
その結果、リンク先URLから「%3Futm_medium%3Dcpc%0A」が削除されます。つまり、クリックスルーURLの最後を編集したことにより、リンク先URLの最後も編集されて「%0A」が削除されます。
したがって、リンク先URLは以下のようになります。
http://tracker.marinsm.com/rd?mkwid=...ww.example.com
リンク先URLから隠れた文字を削除した後、クリックスルーURLを編集して元の正しいURLに戻します。上記の例の場合、クリックスルーURLの最後に「?utm_medium=cpc」を追加し直します。その際、特殊文字が1つも含まれていないことを確認してください。
最終的にクリックスルーURLは元の状態に戻り、以下のようになります。
http://www.example.com?utm_medium=cpc
URLに含まれる特殊文字を見分ける方法については、ヘルプの「キーワード、クリエイティブ、URLに含まれる無効な文字や記号」を参照してください:
この処理を行うと、リンク先URLはエンコードされた特殊文字が含まれていない正しい状態になります。つまり、上記の例の場合は、「%0A」がない状態になります。
http://tracker.marinsm.com/rd?mkwid=...m_medium%3Dcpc
上記の方法で問題が解消されない、またはご質問がある場合は、サポートサービスチームで調査いたしますので、お問い合わせください。