クリエイティブ検証の高速化・高度化
1. A/Bテストに使用する指標を設定:
・クリック率(クリック/インプレッション)
・コンバージョン率(コンバージョン/クリック)
・コンバージョン(コンバージョン/インプレッション)
・利益/インプレッション
・ROI
・利益率
・ROAS
2. 仕組み(勝ち、負け、ドローの判定):
グループ内にある他のすべてのクリエイティブの平均値よりパフォーマンスが高いクリエイティブは「勝ち組」、 パフォーマンスが低いクリエイティブは「負け組」とそれぞれマークされます。クリエイティブ間で統計的に有意な差が ない場合、または広告グループ内にクリエイティブが1つしかない場合、それらのクリエイティブは「ドロー」として マークされます。
クリエイティブのパフォーマンスを表示するには、ビュービルダーを使用して、「A/Bテスト」列を
「クリエイティブ」グリッドに追加します。
※モバイル優先広告と、そうでない広告が混在している場合も、異なる広告としてMarinが認識するため、 A/Bテストが実施されますので、ご注意ください。
1. 信頼度(統計T検定)にもとづき正しい「勝ちor 負け」判断を実施:
たとえば、クリエイティブのコンバージョン率が4%で、グループ内の他の全クリエイティブの平均が3%であるような 場合、コンバージョン率の相違が統計的に異なるとみなされる信頼度は88%ですが、*アプリケーションが90%の
信頼度を使用するように設定されている場合、そのクリエイティブには「勝ち組」のマークが付けられません。 アプリケーションが85%の信頼度を使用するように設定されている場合、そのクリエイティブには「勝ち組」の マークが付けられます。
仮に「クリック率」でA/Bテストを実施した場合、アプリケーションでは、スチューデントのT検定により統計的な
信頼度をもとに、有意差がThじるに十分なクリック量とインプレッション量が蓄積された時に「勝ち」「負け」判定が 下されます。
2. アドバンスト設定により、より高度なテスト実施が可能:
・使用するデータの日数:7日 or14日 or30日 or60日
※ただし、「均等にローテーション」に設定したクリエイティブは30日を超えると、クリック数に対して最適化 するように変更されます。そのため、測定するときは、30日ごとに設定を「均等にローテーション」に戻すか、 または、7日、14日、30日 単位でテストすることをお勧めします。
・最小インプレッション:最大10000インプレッションまで設定可能
・最小クリック数:最大1000クリックまで設定可能
・最小コンバージョン数:最大100コンバージョンまで設定可能
「勝ち組」と「負け組」を計算する際に、最小インプレッションなどを設定した場合、クリエイティブが、 その値を超えるまでは、判定をしません。
1. A/Bテストメトリックを設定
・クリック率(クリック/インプレッション)
・コンバージョン率(コンバージョン/クリック)
・コンバージョン/インプレッション
・利益/インプレッション
2. アドバンスト設定を調整
最小インプレッション、最小クリック数、 最小コンバージョン数を設定した場合、 クリエイティブがその値を超えるまでは、 判定をしない。
クリエイティブA/Bテスト時に、CTRだけで判定するのではなく、クリック・CVのボリュームもある程度蓄積された状況も 加味して検証をされるのであれば、「A/Bテストメトリック」を“クリック率“に設定し、「アドバンスト設定」の 最小コンバージョン数を設定。
1. グループタブ内で、グリッドに「A/Bテスト」を表示
2.「勝ち組」「負け組」「ドロー」を確認
3.「負け組」のクリエイティブを一時停止に
1. クリエイティブタブ内で、ビュービルダーにて「A/Bテスト」を 表示して、フィルターで「勝ち」と「負け」を設定。
2. 「レポートを作成」で「定期的」を選択し、“続行”をクリック。
3. レポート設定画面へ遷移して、レポート頻度などを選択して、 レポートを保存。
4. 「勝ち組」「負け組」を確認
5. 「負け組」のクリエイティブを一時停止に →「負け組」クリエイティブをバルク一括で一時停止も可能。