ユーザーが目当ての商品を見つけやすくするために、パブリッシャーは商品リスト広告という新しい広告タイプを開発しました。商品リスト広告では、テキスト広告の場所に価格情報や宣伝用メッセージなど、ユーザーに関連性の高い商品情報を表示します。商品リスト広告(PLA)は自然検索の上か、右側の広告列の上に表示されます(下図を参照)。
商品ターゲットは、商品リスト広告を掲載するトリガとして使用できる、つまり従来のテキスト広告でのキーワードのような役割を果たす商品または商品グループです。商品ターゲット(PT)は、Google/Bing Merchant Centerアカウントの中から検索結果ページの商品リスト広告に表示する商品を決定するために使用されます。
商品リスト広告および商品ターゲットを管理できるようにするには、ご利用のアカウントでこれを有効にする必要があります(プラットフォーム担当者にお問い合わせください)。商品リスト広告および商品ターゲットの管理がアクティブになっていない場合、以下で説明する機能は使用できません。
商品ターゲットを表示または変更できる場所は複数あります。1つはメインの「商品ターゲット」タブです。この機能がアカウントでアクティブになっている場合は、画面上部にこのタブが表示されます。
また、グループごとに特定の商品ターゲットが表示されます。メインの「グループ」タブをクリックしてから「商品ターゲット」サブタブを選択します。こから商品ターゲットを追加、編集、または削除することもできます。
商品ターゲットの追加、編集、または削除はプラットフォーム内で行えます。商品ターゲットの同期は双方向型なので、プラットフォームから新しい商品ターゲットを送信することも、パブリッシャーインターフェイスから新しい商品ターゲットを取得することもできます。Googleでは、商品ターゲットを自動ターゲット設定と呼んでいます。
新しい商品ターゲットを追加するには、以下の手順で操作します。
注記:商品ターゲットを作成した後、そのステータス、リンク先URL、最大クリック単価は編集できますが、属性の条件は編集できなくなります。
商品ターゲットを編集するには、以下の手順で操作します。
商品ターゲットを削除するには、グリッドのチェックボックスをオンにしてから「削除」ボタン(赤い「×」アイコン)をクリックします。
キーワードやクリエイティブの場合と同じように、商品ターゲットにもマルチ編集を使用できます。メインの「商品ターゲット」タブに移動し、グリッドで対象の商品ターゲットのチェックボックスをオンにします。「編集」ボタン(鉛筆アイコン)をクリックして変更を加えます。
バルクシートを使用して商品ターゲットを追加または編集できます。メインの「商品ターゲット」タブの左下にある「商品ターゲットを一括で追加/編集」リンクをクリックしてから、PCA(パブリッシャークライアントアカウント)を選択して商品リスト広告用のバルク列を表示します。
この画面から、キーワードやクリエイティブの場合と同様の手順でバルクシートをアップロードできます。一括で追加する処理では、以下の列が必須になります。
以下の列はオプションです。
ターゲットの条件フィールドと値フィールドは各商品ターゲットの属性条件を指しています。ターゲットの条件フィールドは以下の値のみを含むことができます。
それ以外が入力された場合、次のエラーメッセージが表示され、追加/編集操作は失敗します:Please enter valid product target criteria.(有効な商品ターゲット条件を入力してください)「すべての商品」というターゲットもあり、これは条件または値フィールドに*を入れることで使用できます。
既存の商品ターゲットを一括編集するには、バルクシートに商品ターゲットIDを入れ、条件/値の列を削除しておく必要があります(後で編集できないため)。商品ターゲットIDのリストを入手するには、メインの「商品ターゲット」タブのグリッドからレポートをダウンロードします(右上の「レポートを作成」リンクを使用します)。ダウンロードしたレポートに「商品ターゲットID」列が含まれています。
商品ターゲットをURLビルダーで使用する方法の詳細については、「商品ターゲットURLビルダーに関するガイド」を参照してください。
パブリッシャーで商品リスト広告を配信するためには、商品ターゲットと同じグループにアクティブな商品リスト広告が存在する必要があります。プラットフォーム内で商品リスト広告を追加および編集する方法については、「商品リスト広告クリエイティブに関するガイド」を参照してください。