マリン管理画面を使用すると、Googleショッピングのキャンペーンの商品グループとその階層構造を一括で追加あるいは編集することができます。この一括編集機能により、複数のオブジェクトを追加するための作業時間を短縮することが可能です。
マリン管理画面にGoogleショッピングキャンペーンを同期するためには、マリン側でGoogleショッピングの設定を有効化する必要があります。Googleショッピングキャンペーンが管理画面上に表示されない場合にはマリンの担当者にお問い合わせてください。
マリン管理画面上でGoogleショッピングキャンペーンが含まれている広告グループやキャンペーンを同期、あるいは再同期する必要があります。マリン管理画面上からGoogleから既存のGoogleショッピングキャンペーンのすべての商品グループの同期を行ってください。Googleアカウントとマリン管理画面のデータの同期の詳細については、サポートセンターの記事を参照してください。
マリン管理画面には指定された階層内の最下位レベルの商品グループのみが同期されます。これらの商品グループは入札金額が設定されておらず、下層が存在していない商品グループがあります。例として、下記のようにGoogle商品グループ階層を想定します。
Google Adwordsの管理画面のGoogleショッピングキャンペーン表示例
マリン管理画面上に同期が行われる商品グループは、最大クリック単価の列に値が表示されている商品グループです。この例の場合、Adwords管理画面に表示されている4つの商品グループには、マリン管理画面に下記のように同期されます:
Marinの管理画面上のGoogleショッピングキャンペーン表示例
この場合、2つの「他のすべて」という商品グループには、入札が除外されていることを示すため、ステータスは「一時停止」の状態で同期されます。
異なる目的に応じて商品グループ階層を抽出する方法は2種類あります。
(抽出方法1) 管理画面の「商品グループ」ページのレポート作成画面から抽出する
マリンン管理画面上でエクスポートしたい商品グループ階層が含まれている広告グループに移動します。その後、 「レポートの作成」をクリックします。「レポートの作成」をクリックする前に、全体の階層をエクスポートするため、「クリック数がゼロの項目」のチェックボックスを選択してください。レポートセンターで完成したレポートをダウンロードすることができます。
(抽出方法2)商品グループ階層をエクスポートしてバルクシートで階層を変更する
簡単に階層を一括で変更できるようにするには、バルクページから抽出することができます。
まず、 「商品グループを一括で追加/編集」でアカウント・キャンペーン・もしくはグループを選択し、「レポートの作成」をクリックします。そうすると、現在商品グループ階層の中に、選択した範囲の商品グループの入札をエクスポートします。バルクシートで階層を変更する際、ディメンションまたはURL/トラッキングの列が含まれていません。一旦レポートの作成をリクエストすると、レポートセンターへのリンクが付いているメッセージが表示され、レポートをダウンロードすることができます。
Marin管理画面上でGoogleショッピングキャンペーンの商品グループをバルクシートを用いて一括で編集する際には2つの手順があります。
1. 商品グループの属性を編集
このバルクツールを利用すると、下記項目が編集できます:
2. ショッピング階層を変更
(重要)バルクシートを用いた商品グループ階層の変更は、他のマリン上のバルクシート作業とは動作が異なります。商品グループ階層の変更の際に、意図しない入札金額やステータスの変更を避けるため、変更作業を行う前に、編集手順について詳細をお読みください。
マリンの管理画面上でバルクシートを利用すると、下記項目の編集作業を行うことができます。
• 概要
既存の商品グループの登録情報(入札、ディメンション、 URL、ステータスなど)を編集するには、標準のマリンバルクシートを用いた編集作業を利用することができます。商品グループの管理ページから既存の商品グループのレポートを作成してダウンロードし、必要な編集を行った後に再度アップロードします。
【注意】「商品グループID」の列が、編集対象となる商品グループに含まれます。この列はMarin管理画面上でレポートを作成する際、自動的に商品グループのレポートに含まれて作成されます。
操作手順
1.商品グループのページから編集希望の商品グループが含まれている「レポート作成」をダウンロードします。
2.ダウンロードしたファイルから編集不要の行を削除し編集を行います。
・レポートデータの上部のヘッダー情報は削除を行います。
・ファイルを再送信する前に、「検索単価¥」の列にある通貨記号「¥」を削除します。
3. 管理画面上の「商品グループを一括で追加/編集」へ移動します。
4. 「商品グループURL、入札単価、ディメンションを管理」を選択します。
5. 編集したバルクシートをアップロードし、「プロセス」をクリックします。
・この際商品グループIDが既存の商品グループに含まれていることを確認します。
6.アップロードした変更内容は、アクティビティーログに反映されます。
ショッピング階層の構成を変更するには、商品グループ追加あるいは削除する、既存のグループに新しいショッピング階層を作成する、または商品グループのステータスを編集するなどの作業がありますが、マリンの管理画面では、バルクシートを用いて一括で編集を行うことができます。
【注意】本機能をご利用いただく前に、弊社担当者にご相談いただけますようお願いいたします。
概要
1. 「商品グループを一括で追加/編集」のメニューへ移動。
2. 「ショッピング階層を作成/再構築」を選択。
3. 少なくとも一つのアカウントを選択し、エクスポートを行いたい商品グループが含まれているキャンペーンあるいはグループを任意で選択します。
4.「Generate Report」をクリックします。
5.ページ上の「確認」をクリックし、新しいタブでレポートセンターを開き、作成されたレポートをダウンロードする。
6. ダウンとロードしたデータ内の必要な項目を編集し、同じレポートを再度アップロードします。
【重要】ダウンロードしたバルクシートレポート内の行を削除した場合、Adwordsアカウント内の対象も削除されることになります。
7. アップロードページに戻りアカウントを選択解除し、編集した後のファイルを全てアップロードします。
• 一括で階層を変更するのは、常に既存のショッピング階層を上書きとなります。毎回一括でアップロードする際、必ず全ての必要な行を含められます。恐らく記入する項目が多いですが、設定した変更をアップロード前の状態に戻すことが容易です。
• 一括で階層アップロードする際、商品グループレベルの入札情報が提供されていない場合、グループの入札金額が使用されます。
• ステータスが指定されていない場合、設定は「アクティブ」となります。
• 変更項目はAdwordsアカウントに送信が行われ、すぐにマリンへ再同期されます。
• 推奨としては、「レポートを作成」を最初に行い、レポートデータを編集した後、再度商品グループをアップロードする手順となります。
(注意)新しい階層を追加する前にショッピングキャンペーン内に新しい広告グループを作成する必要が
あります。一括階層化編集は暗示的グループとキャンペーン作成にサポートしません。
新しい階層を作成する場合、すべての階層をアップロードしてくだい。
(1)商品グループ階層の作成事例
一時停止になっている商品グループは入札単価が設定されていません。入札単価に0円を設定することも可能です、商品グループには「その他」を必ず設定する必要があります。「その他」商品グループが設定されていないと正常に広告表示が行われません。
(2)商品グループ階層の編集
以下の「広告グループ」と「商品グループ」を例として説明を行います。
・商品グループの分割
下記の事例では「ブランドA」を分割して配下に「チャネル」の階層を作成しています。
この際同じ階層に必ず「その他」を設定することを忘れないでください。
・商品階層の削除
削除した後の階層全体ファイルを再アップロードすることを忘れないでください。
以下の場合ではブランドだけでなく、すべてのカテゴリを再度アップロードします。
・階層の編集作業を取り消す
すべての変更は直接GoogleAdWordsアカウントに送信されているため、未確定の編集を取り戻すことが不可となります。しかし、レポートセンターから編集前の元階層化データをダウンロードし、変更無しで再アップロードしましたら、変更前のデータに取り戻すことができます。また、希望する階層のデータが分かる場合、そのデータをアップロードし、階層化が上書きされるという形になります。
謝った場合でも、過去データは失われることはありません。変更前のショッピング階層を復元すれば、影響を最低限でMarinは元の商品グループ構成を復旧することが可能です。
商品グループのステータスを「アクティブ」から「一時停止」に変更すると、マリンが行う入札から除外される設定となります。同様に、「一時停止」から「アクティブ」に変更すると、Googleに入札を再開するステータスとなります。
商品グループの入札を停止・除外する際の注意事項
• 一時停止(入札に除外)の商品グループは入札金額とリンク先URLを持っていません。
• Marinで商品グループを再開する場合、商品グループ毎のURLを自動的に生成しません。このため、バルクシートで商品グループの掲載を開始する場合には、別途URL生成を行う必要があります。
• 商品グループをバルクシートで一括生成した場合は、下記の値が初期設定となります。
入札金額:広告グループレベルの入札金額
ステータス:アクティブ
• 現在、新しい商品グループは、広告グループの作成と同時にのみ一括で作成できます。 「すべての商品」がすでに再分割されている場合を除き、既存の広告グループに新しい商品グループを作成することはできません。
• 「すべての商品」グループの名前は「すべての商品」または「すべて」で始まる必要があります。
• デフォルトで有効になっている場合を除き、CSDからショッピングキャンペーンを有効にするようにリクエストする必要があります。
• 商品グループIDは、商品グループグリッドからのエクスポートに常に含まれています。編集中に存在する場合、商品グループIDが使用され商品グループ名は無視されます。これは、商品グループIDと名前が一致しない場合、商品グループIDを使用することを意味します。
• 下層をもたない商品グループのみ商品階層に表示されます。
• 商品グループ階層は、すべてのレベルで「その他すべて」を設定する必要があります。
• 同じレベルの商品グループは同じ属性で分割する必要があります。