プラットフォームのサイドパネルは、アカウント内の特定オブジェクトに関する詳細データを簡単に見つけられる便利な機能です。
サイドパネル機能はプラットフォームのメインSmartGridにあり、クリックすると指定したデータの詳細情報が表示されます。 この機能により、純粋にデータから迅速かつ的確な意思決定が可能になります。 サイドパネルは選択中の行に関する幅広い情報を提供し、「履歴」と「パフォーマンス」という2つのタブを備えています。
サイドパネル機能がどのように役立つか、詳しく見てみましょう。
はじめに:サイドパネルにアクセスする方法は? 簡単です。下記のいずれかのSmartGridに移動して、いずれかの行をダブルクリックするだけです。
以下のグリッドにサイドパネルが表示されます。
キーワード
クリエイティブ
グループ
キャンペーン
「設定」タブには選択中のオブジェクトに固有の情報が表示されます。
このタブでは、プラットフォームのグリッドを離れることも貴重な文脈を失うこともなく、変更を個別に確認(して実行)できます。 パネルの表示中にグリッド内を上下にスクロールすると、パネルが更新され、そこに新しく選択された各オブジェクトの設定が表示されます。
サイドパネルの「設定」タブには主にGoogleの改良版URLに関連する情報が含まれ、当面は読み取り専用ですが、今後のリリースではこれらの設定の変更も可能になります。
Googleのキーワードとクリエイティブでは、「設定」タブからプラットフォームのプレビューURLにアクセスすることもできます。
このURLは、Googleが検索結果ページに完全URLを構築する場合と全く同じロジックで、下記のURL要素から構成されます。 つまり、指定されたオブジェクトにリンク先ページ(AdWordsでは最終ページURL)が含まれている場合、プレビューURLは次のようなロジックで構築されます。
オブジェクトに最も近いトラッキングテンプレートを探します。
たとえば、キーワードが指定されている場合、そのキーワードにトラッキングテンプレートそのものが含まれているかどうかを確認します。 含まれていなければ、そのキーワードの親グループを調べ、トラッキングテンプレートの有無を確認します。 ない場合は、キャンペーン、アカウント、その他を調べます。トラッキングテンプレートが見つからない場合は、デフォルトのトラッキングテンプレート{lpurl}が適用されます。
{lpurl}、{unescapedlpurl}、{lpurl+2}など、いずれかのリンク先ページのリファレンスを、適切にエンコードされたURLに置き換えます。
{lpurl} を使用すると、トラッキングテンプレートが{lpurl}で始まる場合(たとえば、{lpurl}&pcrid={creative}&{_mkwid}=abc123)のみ、リンク先ページはエスケープされません。それ以外の場合は{lpurl}が一度エスケープ/エンコードされます。
詳細については、この記事の「トラッキングテンプレート」セクション(https://support.google.com/adwords/a.../2375447?hl=ja)をご覧ください。
最後に、カスタムパラメータを適切な値に置き換えます。
たとえば、トラッキングテンプレートに{_mkwid}がある場合、プラットフォームは現在のキーワードの中に対応する{_mkwid}がないか調べます。 見つからなければ、プレビューURLはグループに移動し、次にキャンペーンに移動します。 値が見つからない場合、現状のままになります(ただし、GoogleがURLを実際に表示する場合は未解決のカスタムパラメータが空きスペースに置き換えられます)。
Googleで広告配信時にURLが構築される場合、ルックアップの順序は少し異なります。 正式な階層は次のとおりです。
サイトリンク < キーワード/プレースメント/商品グループ < 広告 <グループ < キャンペーン < アカウント
その結果、広告階層のトラッキングテンプレートを使用するトラッキング設定は、プラットフォームのプレビューURLによって正しく構築されません。 この違いは、実際の広告配信時にサイトリンク、キーワード、広告をマッチングするGooglの結果のみです。したがって、プラットフォームはこの特殊な設定を解決できません。
プレビューURLは、配信時に予測されるトラッキングパラメータがURLに含まれていることをすばやく確認する機能です。これによって、広告が実際に配信される前に、簡単に変更を見つけ、実行することができます。
「パフォーマンス」タブは、どのSmartGridのサイドパネルにもあり、選択した行/オブジェクトのインプレッション、クリック、コンバージョンに関する過去30日間のデータを表示します。 これらのデータのチャートも用意され、関連するトレンドの見える化に役立ちます。 選択された行の変更時に「パフォーマンス」タブを開くと、サイドパネルが更新され、新しく選択された項目が反映されます。