入札モデルとして掲載順位に基づいた入札を使用すると、掲載順位が目標より高いのに入札単価が上がっていくことがあります。
通常、この問題はプラットフォームのブースト機能と掲載順位に基づいた入札を併用しているときに発生します。
この問題は、キーワードに入札/掲載順位モデルを生成するための十分なデータがないと発生します。
この場合、プラットフォームのデフォルトにより、入札単価は0.03ずつ減少します(平均掲載順位がターゲット範囲より高い場合)。ただし、フォルダーレベルでブーストも設定していると、掲載順位に基づいた入札より優先して適用されます。そのため、入札単価は減少ではなく増加に転じます。
例として、以下の状況を考えてみましょう。
この場合、入札単価はプラットフォームで(0.2 ? 0.03)x(1 + 30%)= 0.22として算出されます。この計算の結果、入札単価は平均掲載順位がターゲット範囲に達するまで毎日増加します。
この問題を解決するには、掲載順位に基づいた入札を使用する場合、フォルダーのブーストをゼロに設定することをお勧めします。
必要に応じて、目標掲載順位を変更せずに一時的に費用を増大させる場合はブーストを使用できます。