収益診断ページは、クライアントの設定にある問題や最近受け取った収益ファイルで発生した問題を見極めるのに便利です。このページはさまざまなセクションに分かれています。ここでは、各セクションについて詳しく説明します。
このセクションは、クライアントの収益の健全性に関して見つかったすべての警告およびアラートのダッシュボードとして機能します。 ユーザーは、特定のセクションの詳細を表示することにより、警告の理由を確認したり、これらの警告を修正するのに適切な処置を施したりできます。
「最近の収益ファイル」セクションには、過去5日間に提出されたすべての収益ファイルが表示されます。各ファイルに対し、ファイルのソース(アップロード、トラッカーなど)、使用された上書きオプション(追加、削除、または削除/上書き)、ファイル内の行数、およびファイル内の失敗した行のパーセント値が表示されます。このセクションには、以下のシナリオに関するアラートが表示されます。
トラッキングIDステータスのセクションには、クライアントのURLのトラッキングID設定が表示されます。このセクションは、パブリッシャートラッキングを使用していないクライアントのみに関連した内容です。トラッキングIDが設定されていない場合、Marinは収益をキーワード、クリエイティブ、またはグループに帰属させることができません。Marinトラッカーを使用している場合は、キーワード、クリエイティブ、プレースメント、およびマッチタイプのパラメータが必要です。
このセクションは、パブリッシャートラッキングを使用していないクライアントのためのものです。URLビルダーステータスのセクションには、クライアントのURLビルダー設定が要約されます。URLビルダーは新しいキーワード、クリエイティブ、およびプレースメントのURLを作成するのに便利な機能で、URLに必要なすべてのトラッキングパラメータを含めることができます。
URL自動修正を使用すると、不正な形式のURLを持つキーワードまたはクリエイティブが検出されたときに、URLビルダーの設定に基づいてURLを自動的に修正できます。この機能は、すべてのURLが正しい(トラッキングIDがあり、重複していない)ことを確認する上でとても便利です。さらに、コンバージョンや収益の帰属性が正しく機能するようになります。
このセクションは、複数のコンバージョンタイプを追跡しているクライアントのためのものです。ここでは、合計コンバージョン数と合計収益に追加されているコンバージョンタイプに焦点をあてています。合計数に追加されていないコンバージョンタイプの結果が予期されたコンバージョン数/収益数より少ないことがよくあります。
このセクションでは、パブリッシャートラッキングを使用しているすべてのパブリッシャーアカウントに焦点をあてています。パブリッシャートラッキングを使用しておらず、このクライアントに対して他の収益ソースが見つからなかったすべてのパブリッシャーアカウントのアラートが表示されます(つまり、トラッカーが有効ではなく、収益ファイルを取得していないアカウント)。また、パブリッシャーアカウントはパブリッシャートラッキングを使用しているが、このクライアントに対して他の収益ソースが見つかった場合は、警告が表示されます。
プラットフォームトラッキングステータスのセクションには、プラットフォームトラッキングを使用しているかどうか、およびプラットフォームが過去24時間にコンバージョンやクリックを受け取ったかどうかが示されます。 この情報は過去24時間のレポートに基づきます。 過去24時間にクリックをまったく受け取っていない場合はアラートが表示され、過去24時間にコンバージョンをまったく受け取っていない場合は警告が表示されます。 このメッセージは現在の過去24時間のレポートにのみ表示されるデータに対応しており、アカウント内のすべてのデータが対象になっているわけではありません。
多くの場合、「受け取ったクリック/コンバージョンなし」というメッセージが表示されるのは、レポートがまだ作成中であることを意味します。 レポートは毎正時に作成され、通常、処理は20分後に終了します。終了した時点で、このメッセージは表示されなくなります。